ラッカスワイヤレス、業界で初めてWi-Fiに仮想データプレーンを提供

Virtual SmartZone、マルチプレーンNFVアーキテクチャーを提供 大規模Wi-Fiネットワーク向けに柔軟性、コスト効率、パフォーマンス向上を実現

11月 26,2015 - Ruckus Wireless, Inc.(日本法人:ラッカスワイヤレスジャパン合同会社、東京都中央区、以下「ラッカス」)はこの度、大規模な無線ネットワーク上で、コントロールトラフィックとデータトラフィックの分離を可能にする、業界初のWi-Fi向け仮想データプレーン (Virtual SmartZone™ Data Plane (vSZ-D) の出荷を開始しました。これにより通信事業者や企業は、分散型ネットワークに複数のデータフローマネージャーをインストールすることで、ユーザー需要に合わせてコストと性能を最適化することが可能となり、ネットワーク導入・展開時の柔軟性を飛躍的に改善することができます。

新しいソフトウェアvSZ-Dは、無線ネットワークを管理するソフトウェアシステムであるVirtual SmartZoneコントローラー上で利用可能です。Virtual SmartZoneは、出荷後わずか1年で市場での確固たる地位を確立し、700をこえるお客様が本番ネットワーク環境において20万台以上のアクセスポイントを管理しています。Virtual SmartZoneは、業界標準のハードウェアで実行可能なソフトウェアに、主要なネットワーク機能を埋め込む、ネットワーク機能の仮想化(NFV)分野を牽引する製品として注目されてきました。

ラッカスのプロダクトマネジメント担当副社長であるグレッグ・ビーチは次のように述べています。「またもラッカスがWi-Fiのイノベーションを牽引し、通信事業者や企業によるネットワークの仮想化・最適化を容易にしました。コントロールトラフィックとデータトラフィックを分離することで、何千ものデバイスやアクセスポイントをサポートするネットワークに対して、柔軟性と、コスト、性能面で多大なメリットをもたらします。」

vSZ-Dは、特定のアプリケーションまたはセキュリティポリシーのニーズに適応し、柔軟性に富み、コスト効率に優れたアプローチでエンドユーザーデータの集約・トンネリングを実現します。トンネリングは、従来、各サイトに高価な物理的コントローラーを設置しなくてはいけないため、コスト増、パフォーマンスの低下を避けることができませんでした。またネットワークが拡大するにつれ、機器コストならびに人件費が増大するという課題も抱えていました。それに対しvSZ-Dを利用すれば、センターにコントローラーインスタンスを一つ、各リモートサイトに廉価なvSZ-Dを導入することで、複数の廉価なシステムに作業負荷を分散することが可能です。またデータは、パフォーマンスの低下要因となるセンター設置のコントローラーを経由しないため、高速なデータ転送が可能です。

機能的にvSZ-Dは、Virtual SmartZoneコントローラーで管理され、これによりコントロールプレーンとデータプレーンそれぞれに対し、拡張性を提供します。また複数のvSZ-Dインスタンスを分散されたサイトそれぞれに導入、または、1つのインスタンスをセンターに導入することで、ネットワーク設計の柔軟性を最大限に引き出すことができます。NFVベースのネットワーク設計により、物理的なコンピューターハードウェア、設置場所など、導入に際しての制約条件を意識する必要はありません。

Virtual SmartZone コントローラーは、最大30万台の端末サポート、シングルテナントとマルチテナント対応、ビジネスニーズの変化に応じたネットワークの拡大・適合した「成長に伴うWi-Fiの拡張(WiFi-as-you-grow)」の実現など、卓越した柔軟性を特徴としています。SmartZoneソフトウェアプラットフォームは、ラッカスの屋内外用ZoneFlexTM無線アクセスポイントをすべてサポートしています。

  • 暗号化データトンネリング:ゲストトラフィックの暗号化、PCIコンプライアンス準拠のためのPOSデータトンネリング、VoIPトラフィックトンネリング、レイヤー2サブネット内のシームレスなローミングなど、すべてのタイプのVLANからのデータトンネリングに柔軟なオプションを提供。
  • ダイナミックなデータプレーン拡張:1Gbps、10Gbps、もしくはそれ以上のスループットをサポートする大規模な導入に対し、拡張性と耐障害性を提供。ソフトウェアのアップデート無しでダイナミックに 調整可能。
  • クラスターアーキテクチャー:最大3万台のアクセスポイントと最大30万台のデバイスをサポートする大規模な導入を可能とする拡張性と耐障害性を提供。1台のVirtual SmartZoneコントローラーでvSZ-Dインスタンスを2つまで、コントローラー4台のクラスター構成でvSZ-Dインスタンスを8つまで管理可能。
  • 複数のハイパーバイザーに対応:リリース時点では、業界でもっとも広く導入されている仮想化エンジン「VMware vSphere」と「KVM (OpenStack)」をサポート。

vSZ-D は、ラッカスの既存コントローラーVirtual SmartZoneの拡張機能としてすぐに利用可能です。当社は、通信事業者や大企業には「ハイスケール」版(vSZ-H)、大・中規模企業には「エッセンシャル」版(vSZ-E)をご用意しています。vSZ-Dソフトウェアを使用するには、vSZ-HまたはvSZ-Eコントローラーをバージョン3.2にアップグレードする必要があります。vSZ-D ならびにVirtual SmartZoneの日本での価格はオープンです。

Virtual SmartZoneは、BeamFlex™+アダプティブアンテナ技術、ChannelFly™動的予測チャネル選択、SmartMesh™自己最適化ネットワークメッシング、動的PSK™ Wi-Fiセキュリティなどの独自技術によって構成されるラッカスのSmart Wi-Fi技術の運用性を向上させます。これらはすべて、ラッカスが信頼性・安全性・拡張性のある高性能Wi-Fiを企業やサービスプロバイダーに提供する上で基盤となる重要なテクノロジーです。

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米国ラッカスワイヤレス社、ラッカスワイヤレスジャパン合同会社について

米国ラッカスワイヤレス社(NYSE:RKUS)は、カリフォルニア州のサニーベールに本社を置く、急速に拡大するモバイルインターネットのインフラ向けに先進的なワイヤレスプラットフォームを提供する世界的企業です。当社は屋内外用の広範な「Smart Wi-Fi」製品を、キャリアやブロードバンド事業者、そしてエンタープライズ企業に提供しており、その数は世界で61,000社にのぼります。ラッカスは、スマートフォンやタブレットの急激な普及によりもたらされるデータ量の増大を解決するため、Wi-Fiのキャパシティとカバレッジの拡張に取り組んでいます。ラッカスは、最先端のVoIP、アダプティブアンテナアレイやデータ転送レートの向上、そしてデータ干渉の解消などのデータ技術革新により、信頼性が高く安定したコンテンツとサービスを802.11 Wi-Fiで実現します。当社詳細は、こちらのサイトをご覧ください。http://jp.ruckuswireless.com/

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