ラッカスワイヤレス、 Hotspot 2.0 Release 2で、安全かつシームレスな 公衆WiFiアクセスを再定義

Hotspot 2.0 Release 2をサポートする初の市販製品により オペレーターとエンタープライズユーザーのWiFi接続エクスペリエンスを 安全、容易、変革することを支援

5月 18,2015 - 米国ラッカスワイヤレス社(本社:米国カリフォルニア州、NYSE:RKUS)は、18日にロンドンで開催された国際会議、The Wireless Broadband Alliance(WBA)において、同社の製品群がWi-Fi Alliance(WFA)Passpoint™のHotspot 2.0 Release 2認定を取得した初の市販製品となったことを発表しました。これにより、企業が公衆無線LANサービスを提供する仕組みを効果的に変革するとともに、ユーザーは安全に公衆無線LANサービスへ接続することが可能になります。

Hotspot 2.0 Release 2をサポートしたことにより、Ruckus Smart WiFi製品は、クライアントデバイスに対し、安全にユーザー資格情報を作成、構成、管理するための標準的なフレームワークを提供します。これにより、クライアントのプロビジョニングを効率的かつ安全に行えるとともに、業界で初めてHotspot 2.0 Release 2によるオンラインサインアップとプロビジョニングサーバー無線LAN(WLAN)を統合したソリューションを提供することが可能となりました。
業界ではこれまで、WiFi対応デバイスに対し資格情報を付与するための固有な手法が開発されてきましたが、これらは往々にして無線区間の暗号化が提供されない上に、高価で複雑なものでした。Hotspot 2.0 Release 2では、基本的にWPA2暗号化へ変更することにより、ユーザー自身が信頼のおけるネットワークに接続していることが分かるようになっています。

オペレーターとエンタープライズは、重要な無線区間の暗号化を有効にした上で、資格情報と設定パラメーターをWiFiデバイスに自動的に付与するという標準的な手法を提供することができ、ユーザーはシンプルかつ安全にWiFi接続サービスにサインアップすることが可能になります。WiFiは人気が高いにも拘わらず、暗号化の仕組みが適用されていなかったり、クライアントデバイスが公衆ネットワークやホットスポットを確証することができないために、ユーザーは公衆ネットワークやホットスポットへの接続に対し、頻繁に苛立たしい思いをしたり、安全に対する不安を持っていました。

現在はIHS社傘下にあるInfonetics Research社のモバイルバックホールとスモールセルに関するリサーチディレクター、リチャード・ウェブ氏は次の通り語っています。
「いくつかの強力な要素がWiFi市場の急激な成長を促しており、Hotspot 2.0は明らかにその一つです。クライアント側の接続エクスペリエンスを簡単で安全なものとし、異なるWiFiネットワーク間でシームレスなローミングを実現することで、Hotspot 2.0はWiFi展開の新たなステージへと導く大きな要因となるでしょう。」

Infonetics社(現在はIHS社の一部)が隔年発行するキャリア市場向けWiFi製品に関するレポートによると、ラッカスワイヤレスは2014年度上、下半期とも売上シェアで1位でした。この結果、2014年通年でも、売上シェアは21%で業界1位です。Infonetics/IHS社は、同市場規模は2019年には26億米ドルに達すると予測しています。

公衆Wi-Fiアクセスとモビリティを変容

無線データの爆発的な増加は公衆WiFiネットワークの使用の増加につながっており、異なるWiFiネットワーク間の安全かつシームレスなモビリティの改善という新たな課題に直面しています。これら課題に対応すべく、異なるWiFiネットワーク間での接続、認証、ローミング等のユーザープロセスを効果的に自動化できるようHotspot 2.0が開発されました。

Hotspot 2.0 Release 2は、ユーザー資格情報のプロビジョニングとライフサイクル管理を標準化するための新しい機能を提供します。具体的には、ユーザー資格情報は、安全にプロビジョニングされ、有効性が保持されることに加え、ネットワーク選択とサービスポリシー適用にも利用されます。Release 2はまた、ユーザーサブスクリプションの継続管理や、必要な場合にはいかなるポリシー変更を可能にする等、クライアントデバイスの柔軟かつ自動的な修復能力を提供します。今日まで、これらの機能を実現する標準的な手法や、クライアントデバイス上のHotspot 2.0ユーザー資格情報を管理するための標準フォーマットは存在しませんでした。

Hotspot 2.0 Release 2の仕様は、公衆アクセスにおけるより高いレベルのWiFiの安全性、より堅牢な認証を実現します。また、WiFiオペレーターは、クライアントデバイスへ自動的にプッシュされるサービスポリシーを効率的に制御することにより、ユーザーエクスペリエンスを最適化することができます。加えて、WiFiネットワークへいったん接続された後は、Passpointで認定されたWPA2で暗号化された管理フレーム(802.11w)WFAとユーザートラフィックのエアリンク暗号化によりユーザーデータは保護されます。またこれにより、匿名のEAPを使用した802.1Xネットワーク上でのオンボーディングプロセスにも対応するため、プロビジョニングのためのオープンWLANは不要になります。

Release 2により、WiFiネットワーク提供者ははじめて、ユーザーがサインアップするだけで自動的に資格情報がデバイスへダウンロードされる、標準化された仕組みのオンラインサインアップ(OSU)をサポートしているとうたうことができます。また、OSUサーバーが検証された場合にのみ、ユーザーが資格情報取得のためのサインアップを許可するよう、Wi-Fi Allianceはより新しい公開鍵基盤(PKI)を提唱しています。これと同じ仕組みが、Release 2のポリシーのアップデートと修復機能にも使用されています。

ラッカスのHotspot 2.0 Release 2 – 実環境への導入に準備万端

Hotspot 2.0 Release 2のWFA Passpoint認定取得のため、屋内外アクセスポイント:ZoneFlex 7372、ZoneFlex T300シリーズZoneFlex R700 ならびにコントローラー:Ruckus SmartCell™ Gateway(SCG)200が、他のPasspoint認定機器との相互運用性を実証済です。

競合他社の場合、Hotspot 2.0 Release 2をサポートする全ての基本的なサービスを使用するためには複数の製品を購入する必要がありますが、ラッカスはWLANコントローラー、オンラインサインアップ、プロビジョニングサーバーを一つのソフトウエアに統合して提供します。

更に、ラッカスのオンラインサインアップシステムは、次世代の個人デバイス活用(BYOD)を可能にします。FacebookやLinkedin、そしてGoogleを含むソーシャルメディアへログイン、Hotspot 2.0 Release 2のプロトコルによるログイン、またLDAP、Active Directory、AAAサーバーなどの認証方式もあわせてサポートしています。これにより、ソーシャルログインならびにエンタープライズの資格情報が自動的にデバイスへプロビジョニングされるため、Hotspot 2.0 Release 2対応のネットワークへ接続する場合、ユーザーは何度もログインする必要がありません。またラッカスは、Release 2対応のデバイスだけでなく、これまでのRelease 1対応のデバイスも、同一のネットワークで単一ソリューションにてサポートします。≈

Hotspot 2.0 – サービスプロバイダー以外にも

多くの企業が、会社が支給するデバイスではなく、従業員個人が所有するデバイスからの企業ネットワークやサービスへのアクセスを許可しています。しかし、無数のデバイスとユーザーを認証し、ネットワークへ安全に接続するためには多くの課題が顕在化しています。

セキュリティーが十分に確保されていないWiFiホットスポットや、ユーザー情報を不正に収集するホットスポットに従業員が接続することは、企業データを危険にさらす可能性があると認識されてきました。

Hotspot 2.0 Release 2は、より堅牢な認証規則の提供や、様々なデジタル資格情報 - モバイルデバイスのSIMカード、従来のユーザーネームとパスワード、そしてアクセス許可のためのX.509証明書等 – を利用してネットワークへのアクセス許可を付与することにより、この問題に対処しています。

ラッカスワイヤレスのCOO、ダン・ラビノヴィッツは次の通り述べています。
「Hotspot 2.0は、公衆WiFiアクセスを世界的規模で民主化しており、WiFiサービスの使用や提供の促進を根本から変革しています。このWiFiサービスの新たな変革をリードしていくことに、ラッカスは強力かつ継続してコミットしていきます。」

Media Contacts

米国ラッカスワイヤレス社、ラッカスワイヤレスジャパン合同会社について

米国ラッカスワイヤレス社(NYSE: RKUS)は、カリフォルニア州のサニーベールに本社を置く、先進的なワイヤレスシステムを提供するグローバルサプライヤーです。同社はインドアとアウトドア用の広範な”Smart Wi-Fi”製品を、キャリアやブロードバンド事業者、そしてエンタープライズ企業に提供しており、その数は世界で52,000社にのぼります。ラッカスは、スマートフォンやタブレットの急激な普及によりもたらされるデータ量の増大を解決するため、Wi-Fiのキャパシティとカバレッジの拡張に取り組んでいます。ラッカスは、最先端のVoIP、アダプティブアンテナアレイやデータ転送レートの向上、そしてデータ干渉の解消等のデータ技術革新により、信頼性が高く安定したコンテンツとサービスを802.11 Wi-Fiで実現します。 米国:http://www.ruckuswireless.com 日本:http://www.ruckuswireless.com/ja

Ruckus, Ruckus Wireless, SmartCell, and ZoneFlex are trademarks of Ruckus Wireless, Inc. in the United States and other countries. All other product or company names may be trademarks of their respective owners.