ラッカス、 キャリアクラスのWi-Fi Callingを実現する、革新的なSmart Wi-Fi技術を発表

厳しいWi-Fi環境下でも高品位な通話を、全く新しい独自のWi-Fiローミングとトラフィック処理により実現

2月 09,2015 - 米国ラッカスワイヤレス社(本社:米国カリフォルニア州、NYSE:RKUS)は、本日、Wi-Fiを利用したIPベースの高品質通話に対する要望に応えるため、一連の革新的なSmart Wi-Fi関連ソフトウェアを発表しました。

これらの革新的な技術は、ラッカスの各種Smart Wi-Fi製品に標準機能として搭載され、Wi-Fiにとっては過酷な環境下でも、高品質な音声通話の実現を支援します。
これらの新技術はスペインのバルセロナで開催されるMobile World Congress 2015(http://www.mobileworldcongress.com、ラッカスブース#:5E41)にて初めて披露されます。また、モバイル通信事業者2社での試験を成功裏に終了しております。

ラッカスワイヤレスのCOO、ダン・ラビノヴィッツ(Dan Rabinovitsj)は次の通り述べています。
「この度の技術革新により、Wi-Fi Callingアプリケーションの信頼性と品質は大きく改善され、サービスプロバイダーやエンタープライズの皆様のWi-Fiインフラにさらなる付加価値を提供します。Wi-Fi Calling自体は新しいものではありませんが、Wi-Fiでキャリアクラスの音声サービスを提供することは、今日まで誰も行ったことがありません。」

この度のWi-Fi Callingに関するラッカスの新技術は、ローミングとサービス品質(QoS)に不可欠な各種要件に対応しています。具体的には、これらの新技術は、高品質のWi-Fi Calling体験を実現するべく設計されたネットワークにおける詳細なネットワークパラメータが必要となる、リアルタイムかつ双方向の音声通話をサポートします。新しい技術には、ラッカス固有の新技術である容量ベースのクライアント・アクセスコントロール、Wi-Fiマルチメディアのアドミッションコントロール、方向付けローミング、そしてヒューリティックスによる自動パケットフローなどが含まれます。これらの革新的かつ新しいSmart Wi-Fi技術と機能をラッカス製品に統合することにより、お客様のWi-Fi Callingにおける最適なパフォーマンスを確保し、高品位なWi-Fi Callingを実現します。

Smarter Wi-Fi上で高品質の音声通話

遅延に敏感な音声トラフィックの処理において重要となる、最適なローミングとサービス品質(QoS)などの革新的な技術により、キャリアクラスのWi-Fi Callingを実現します。

自動QoSヒューリスティックス
これは、スマートフォンによりIPヘッダー内に設定されるタイプ・オブ・サービス(ToS)ビットや、通話が暗号化されているか否かに関わらず、フロー内パケットのサイズや頻度を常時観察する自動パケットフロー・ヒューリスティックスを利用することで、Wi-Fi Callingトラフィックを優先的に扱う技術です。

容量ベースのクライアント・アクセスコントロール
多くの機器が特定のアクセスポイントへの接続を試みると、すでに接続済みのクライアント機器の通信品質が低下する可能性があります。すでにアクセスポイントに接続しているユーザーの通信品質を確保するため、Ruckus ZoneFlex™アクセスポイントは、新しいクライアントからの接続要請を拒否する容量ベースのクライアント・アクセスコントロール・アルゴリズムを備えています。この新機能により、高負荷時でもユーザーの接続品質を損なわずにWi-Fi Callingを提供することができます。

方向付けローミング
802.11v規格に準拠した方向付けローミングにより、より高いユーザーの接続品質を提供できるアクセスポイントへ誘導することで、無線LANネットワーク全体の接続品質を高く保つことができます。ユーザーが事前に定義した信号強度(RSSI)やスループット閾値を下回ると、Ruckus ZoneFlexアクセスポイントは他に選択可能なアクセスポイントのリストを自動的に提供し、より近くのアクセスポイントに接続するよう要請します。これにより、その時点で最適な接続先アクセスポイントではないにもかかわらず、そのアクセスポイントに接続してしまう「スティッキー・クライアント」の問題を解決することができます。

Wi-Fiマルチメディア(WMM)アドミッションコントロール
WMMアドミッションコントロールにより、帯域幅の過剰収容を防ぎ、リアルタイムの音声やビデオサービスを提供するWi-Fiネットワークのパフォーマンスを改善します。クライアントは、Ruckus ZoneFlexアクセスポイントに接続を求める際に、そのアクセスポイントに対し一定の帯域幅を確保することを要求します。各アクセスポイントはクライアントが接続する前にネットワーク負荷とチャネル接続状況を考慮にいれて帯域管理を実施します。

これらの新しい技術をRuckus BeamFlex™と統合することにより、Wi-Fi Callingアプリケーションに対し必要なQoS(サービス品質)を提供することが可能になります。最適なパフォーマンスを提供できる信号経路上に、Wi-Fi信号を集中すると同時に環境に適応することにより、クライアント機器はより短時間でWi-Fiネットワークに接続することができ、同時に、高いデータレートでの通信も可能になります。また、周波数チャネルの奪い合いや衝突の可能性(ジッタ増加)、そしてフレームロスやパケット再送(レイテンシ増加)を、アンテナパターンをパケット毎にダイナミックに調整することで軽減することができます。

価格と提供開始時期

キャリアクラスのWi-Fi Callingを実現するこれらの機能は、既存の、そして今後発表される新しい製品のファームウェアに逐次搭載されます。Ruckus ZoneDirector™ Smart WLAN controllers、Ruckus SmartCell™ Gateway (SCG)、virtual SmartCell Gateway (vSCG)、そしてZoneFlex Smart Wi-Fi access pointsに無償で搭載されます。

Media Contacts

米国ラッカスワイヤレス社、ラッカスワイヤレスジャパン合同会社について

米国ラッカスワイヤレス社(NYSE: RKUS)は、カリフォルニア州のサニーベールに本社を置く、先進的なワイヤレスシステムを提供するグローバルサプライヤーです。同社はインドアとアウトドア用の広範な”Smart Wi-Fi”製品を、キャリアやブロードバンド事業者、そしてエンタープライズ企業に提供しており、その数は世界で44,000社にのぼります。ラッカスは、スマートフォンやタブレットの急激な普及によりもたらされるデータ量の増大を解決するため、Wi-Fiのキャパシティとカバレッジの拡張に取り組んでいます。ラッカスは、最先端のVoIP、アダプティブアンテナアレイやデータ転送レートの向上、そしてデータ干渉の解消等のデータ技術革新により、信頼性が高く安定したコンテンツとサービスを802.11 Wi-Fiで実現します。 米国:http://www.ruckuswireless.com 日本:http://www.ruckuswireless.com/ja

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